じじ日報

<< August 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
きぼう

 少し前のものを再アップします。


 国際宇宙ステーション(International Space Station)に日本の実験施設「きぼう」が完成しました。個人的にはものすごい喜んでいます。

 いろいろな研究を通して人類の未来に貢献することでしょう。


 「お金がかかる」のは当たり前。アメリカやロシアより利用料が高くても当たり前。なぜかって、自力で持っていけないのだから。また、その努力を成果の「費用効果」が悪いと言って遅らせるから。自力でロケットを飛ばすよりお金を積んで実験施設スペースを買う方が「経済的」なはず。


 それなのに新聞には、馬鹿の一つ覚えのコラムが掲載されています。「巨額の研究資金に対する評価の必要性がある」と。そんなことは一般論としては当たり前ですが、そもそも、金勘定をした上でこの選択があったのだから、既に「安い」買い物であったはずです。


 かつて大航海時代には安い世論と経済に翻弄されてよその国から随分と皆さん盗みを働きましたよね。いまのところ宇宙といっても遠くに行けるわけではありませんので大航海時代のようなことは無いわけですが、安い世論の構成要因である我々一人一人は言動に注意しなければいけません。


 現状の社会システムにおいては確かに経済は大切です。しかし、今、私たちが宇宙に何を求めているのか。おそらく、目に見えるものとしては「資源」があるでしょうが、目に見えない人間性や教育的な視点が最も重要ではないでしょうか。


 日本の実験施設はその名も「きぼう」ですね。論ずるべきは対費用効果ではなく、人類の未来ではないでしょうか。これが「希望」に託された意味では無いでしょうか。


 若田光一さんは日本のアームストロングです!


 若田さんらがISSに到着した際、船長?さんフィンクさんに「Koichi-san, the first long duration Japanese guy in space ever, welcome aboard.」とクルーに紹介されました。このフレーズでは「EVER」が強調されてます。そうなんです。日本にとってとても大きな出来事なんです。


 ちなみにアームストロングが言った「That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.」の有名な言葉ですが、「a」が抜けていて矛盾があると言われてきました。「人類にとって小さくも大きくもある」との意味だからです。これについて、本人は後日談として「「a」を読み取ってくれるだろう」と思ったといったとのことです。私は、しかし、The Originalが好きです。というより、これしか無いでしょう。彼の一歩は彼の一歩ではなかったのですし、人類にとってとても小さく取るに足らないたったの一歩であるにもかかわらず、しかし、この一歩は同じく人類に取ってとてつもない大きな意味を持つ一歩であったわけです。文法上の矛盾を超えた意味がそこにはあるように思います。



テーマ:宇宙 
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://blog.glycoaware.com/trackback/10
 

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.