じじ日報

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学会発表

 久しぶりに英語での学会発表をしてきました。その場になるまでは緊張し胃が痛くなる思いでしたが、壇上に立つとすっかり落ち着いてできたと自分では思っています。なんだかリラックスしすぎてよけいなことを言って時間を取ってしまったように思います。


 留学(カナダ)していた時に感じていたことがあります。それは、学習は段階的であることです。英語もろくに出来ないくせに英語圏に行ったものだからまったく分からないところから始めなければなりませんでした。とは言え、データベースとしてはそれなりにあるのですが使うことがとにかく出来ない。だから最初は一生懸命何を伝えようとするのかを予め予習してその場に臨む。そうすると100倍ほども何やら帰って来て降参。これをしばらく(3ヶ月程度)繰り返すと、頭の中にフレーズの音が「残る」ようになって来ることに気がつきます。この状態がまたしばらく続くのですが、いっこうに何ら改善されるわけでもなく、でも、逃げているわけにもいかず仕方ないからいろんな場に積極的に出るようにしてました。更に3ヶ月くらい立った頃、頭の中のフレーズを使ってみることができるようになっていました。そんな感じで、耳、頭、口、耳、頭、口というようにだいたい3ヶ月の単位でだんだんと英語に慣れて行きました。まあ、もともと勉強嫌いなので一生懸命にやろうとか言うこともなく何となくそのようになっていました。しかし、このことは、その後の京都大学の霊長類研究所のチンパンジーの学習が段階的であるとの研究成果とも呼応する観察でした。似たようなことは育児を経験すれば分かりますね。子供の精神的な発達は段階的です。しかも、「段差」にあたる時期に「錯乱」気味になり、かつ、「知恵熱」が出ます。この時期は頭だけがものすごく熱くなりますよ。...手をかざすと温度が分かるのは普通じゃないのかな?...スーパーで唐揚げとか惣菜を買うときはロット差の判断が出来ますよ...秘技...汗


 さて、今回久しぶりにハワイ(英語圏)に行って、いつも旅先でするように、まずホテルでテレビをつけると聞こえてくるのは雑音であることに気がつきました。そうなんです。耳(たぶん聞き取ってから理解する部分に橋渡しする脳の部分)は「さびる」んですね。あらま、こんなことかと思っていました。しかし、だからといって気になるわけでもなく、これまでもそうであったようにテレビや地球環境のこと等気にしない私はつけっぱなしにしていました。そうして3日が過ぎる頃、普通にテレビの内容を理解していることに気がつきました。脳がまた何かにアクセスできるようになったわけですね。可塑性でしょうか、すばらしい。しばらく、本当にしばらく、日常会話として英語を話さなかったので、まだ、口をついて言葉が出ませんが、おそらくしばらくそのような環境に居続ければ戻ってくるのでしょう。


 駅前留学でもしようかな。でも、めんどうだな。もっと、普通の環境で英語に接することができないかな 


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