じじ日報

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脳機能停止
 
今では、少し前の話しになってしまったが、高速道路利用料を無料化するとか値下げするとかしていました。当時、子供が聞くんです。
「高速道路の料金を下げて、利用者が多くなったってニュースで言ってるけど、電車より二酸化炭素出すよね。高速道路の料金上げればいいのに。」って。

子供心に矛盾に思ったのだろう。


巷には低炭素化、地球温暖化、異常気象、海面上昇、氷河融解などとこれらが人間が二酸化炭素を排出するためにこのような問題が生じていて、だから、脱二酸化炭素なのだと空気のようにお茶の間に浸透し私たちの脳を麻痺させている。


二酸化炭素の問題ではない。人間の欲の問題だ。もっと具体的に言えば、資本主義社会において利潤を求めることが良しとされ、これと欲とが融合した現在の人間性の問題だ。


物々交換より進んだシステムとしての貨幣の存在はすばらしい。手持ちがない時に代わりとなるものがあればそれでまかなうことができる。しかし、この考え方の悪い側面が、錬金術のように「何もしないで」手数料などで利益を得ることによって、この物の代替物である貨幣を集めようとすること。そうすれば、何も持っていなくても食べ物が手に入る。(金融業の始まり)貨幣など本来何の意味も持たない単なる物の代替物であることを忘れがちだ。汗水流し、労働することにより私たちは食べ物を得る。これが当たり前。


食べていければそれで良いはずなのに、「より豊かに」などと言って必要以上に「利益」を得ようとする。だから、皆必要以上に一生懸命働く。その結果、必要以上にエネルギーを使用し、食べ物を食べ、二酸化炭素を放出して温暖化に貢献してしまう。企業も同じ。不必要に金儲けをしようと未だに「黒字」がでなければ会社が危ないとかなんとか言って右往左往。いろんな物を燃焼する。だから、人間の活動は、生物としてのヒトが必要とする以上の酸素を消費し温暖化に寄与する。


地球温暖化そのものが、本当は何が原因か分からないので、このような議論をしてもそれも無駄なのかもしれない。しかし、仮に低炭素化運動を推進しようとかするのであれば、温暖化をなんとかしようとするのであれば、やはり、問題視されるべきは皆さんの利益に対する考え方なのではないだろうか。


以前、「知的財産部」なる怪しい部署(これは個人的な考えで一般に認められています、もちろん)の人が言っていたことを思い出す。その昔、ヒトが備蓄を知らなかった時代、ある青年が穀物を貯蔵した。すると、集落の人たちからありがたがられ、皆から御礼をもらった。次の年、その青年は貢ぎ物をすれば食べ物をやることにして財を築いたとさ。と、まあこんな具合。これが知が財である所以なのだとか。


私は、知的財産というのは、人類の財産であると思う。したがって共有すべきものである。諸悪の根源はあの集落の青年だったということか。


二酸化炭素についても、うさんくさい話しがたくさんある。偶然だとは思うけど、チェルノブイリの原発事故から数年後に温暖化ガスの問題が叫ばれ始めたように思います。チェルノブイリの事故は、世界的に原発についての世論を一致させるのに十分な役割を持っていた。ある考え方のみが支配的となることは健全と思わないが、原発については私は基本的に反対です(核エネルギー等の研究•開発には賛成ですが)。事故はそんな反対者の危惧を具体的に示し、満足させたということができる。賛成派は当然推進力を失いました。


その後、間もなく地球温暖化がにわかに大問題として取り上げられるようになりました。


さらに、気になることは当時ブッシュ大統領が温暖化対策には原発が最も良いとの発言をしてました。ゴア副大統領とスタンフォード大のシュナイダー博士(故人)がノーベル平和賞を受賞しました。シュナイダー博士は気象学者で将来の地球環境をシミュレートすることをしていました。もちろん、温暖化についての議論もありますが、寒冷化についても述べていました。一応、火力発電所は二酸化炭素を大量に「生産」しますから、二酸化炭素削減に貢献することは確かでしょう。しかし、原発は放射性廃棄物も「生産」するし、安全について世界中の人々を説得できるほどのものを示してもらった覚えもありません。温暖化問題を最初に取り上げ「問題提起」した人が、原発推進派であったとすればいろいろなことのつじつまが合う。


今はと言えば、3.11の震災後の福島原子力発電所事故に端を発したこの度の世界的な反応は当時の事故後の世界の動きと呼応するようです。すると、この後に起ることは...だいたい予想が出来そうですね

矛盾のない社会を、人間性の向上を目指す社会をつくろう


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