じじ日報

<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
アイスルヒトヘ

僕たちは毎日いろいろなことに対して一喜一憂して生きている

僕は電話が嫌いで携帯電話も最近使い始めたばかり

でも、コンセプトが面白い

だって、空間を超えるための道具だから

君の友はそこにいなくても繋がってる

愛する人といつだって



ー ここからSFのお話 ー


 デジタル技術と生体との融合技術が確立され、脳研究が進んだ時代、脳波を直接発信、受信するシステムをインプラントし思考を直接共有できることにより、人類の新たな形態を模索していこうとする研究が開始された。

 このような場合、言葉を使う親の存在は邪魔となるためインプラントを施した新生児はロボットに託され月の隔離施設で育てられた。彼らは、しゃべらなくても意識を共有できた。我々にとっては超能力ともい言うべき思考のあり方を身につけていた。そんな彼らの最大の強みは、危機に直面したときに発揮された。全体の危機を克服するために誰かの犠牲が必要である時、余計な感情は与えられず極めて自然に決断がくだされた。そもそも、彼らには個の概念が無いのだ。個体は複数であるが全体で一つの意識を形成していた。だからこそ決断は極めて単純に冷静に行われ実行された。

 そして、新しい人類の躍進を目指した実験の悲しい現実と未来を憂慮する彼らの親である人類は彼らを抹殺することを議決した。


ーーー


 SF話をでっち上げてみたけど、思考を共有できるとしたらおそらくこのようになるでしょう。これは、多くの細胞からなる私たちの体で起こっていることと酷似している。また、これは組織の運営にも良く似ている。すなわち、このような判断は、組織を含めできるだけ多くを救い維持しようとする場合に必要であって、そのようなプロセスは冷淡に実行されていくのである。

 このような時、個の存在は意味を持つのかという当然の疑問が生まれる。個の存在意義は極めて小さなものである。しかし、そのような極めて小さな個の存在なくして、また、全体は成り立たない。その意味で個は極めて重要であったということである。これは、ある総体が生きるための手段としての真理である。それでは、我々が持つ感情はどのような意味を持つのか。愛する人を失う悲しみ、苦しみや怒り、恐れ。私たちは時に愛する人のためなら命すら投げ出し、愛するものを奪われた時、また、信頼を裏切られた時復習を誓ったりする。このような感情は、何の意味も持たないのか。

 SFの話ではそんな冷淡な判断が許されないように、現実の世の中においても許されるべきではない。これが現実とあきらめるのでなく、より良い未来のために世界を変えていこう。全体が個の集合であるということは、個の意識改革が全体を変革する鍵となる。これこそが「民主」主義ではないか。 

JUGEMテーマ:こころ

コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://blog.glycoaware.com/trackback/6
 

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.